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平成25年度一般公開講座「技術革新で日本経済は再生するか」(第3回)を開催しました。

カテゴリ:公開講座・シンポジウム|掲載日:2013年11月12日

 豊橋技術科学大学では,11月8日(金),平成25年度一般公開講座「技術革新で日本経済は再生するか」の第3回目を開催しました。今回は建築・都市システム学系 宮田 譲 教授から「三遠南信地域の幹線道路整備と経済再生」と題して講義が行われました。

 三遠南信地域では,三遠南信自動車道や第2東名高速道路などの整備が進められ,交通利便性は飛躍的に改善しつつあります。今回の講演では,その経済効果を金銭的に評価する手法についてわかりやすく解説がありました。また,三遠地域については,幹線道路整備と環境への影響についても説明がありました。シミュレーションでは,三遠地域での幹線道路整備による経済効果は5,354億円(地域GDPの6.7%)とかなり大きく,三遠南信自動車道については244億円とそれなりの効果が見込める結果となっており,これをテコにこの地域の新たな経済再生が期待されるということです。

 当日は34名の方にご参加いただき,参加者の方から「今後,何十年後に自動車台数が減少した場合には,三遠南信自動車道など新たに作った道路は不要になるのではないか?また,経済への影響は?」等,踏み込んだ質疑が多数,寄せられました。

 なお,次回は11月15日(金)に第4回目「MOT教育は技術革新と日本経済再生の起爆剤」を開催します。引き続き受講申込を受付中ですので,お気軽にご参加ください。

※第6回までの講座の詳細は、一般公開講座チラシをご参照ください。
 (ご希望の1回のみの申込みも可能です。)