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愛知県立豊丘高校の生徒が本学で実験実習を行いました。

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2019年08月08日

 8月1日(木)、2日(金)に、愛知県立豊丘高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、DNA塩基配列(DNAバーコード)解析による生物分類についての講義を受け、貝の分類実験を行いました。このような実験を通じた高大連携活動は、豊丘高校と浴教授との間で2015年度より続けられています。

 今回は、1日目に、次世代シークエンサーによるDNAバーコード解析について講義を受け、PCRやアガロースゲル電気泳動法などの基礎知識を学んだ後、豊橋市周辺の海岸から採取した8種類の貝試料から2種類のミトコンドリアDNA断片をPCRで増幅しました。2日目は、アガロースゲル電気泳動によりPCR産物の分析・精製と塩基解列解析の準備を行い、塩基配列の違いに基づいて貝の分類ができるか実験を行いました。

講義・実習を受けた生徒たちからは,
「大学のハイレベルな講義や実験を直接感じることのできる貴重な体験でした。」
「高校では想像もつかないような高度な内容で、よく理解できない部分もありましたが、今回実験結果がしっかりと出たので頑張って考察したいと思います。」
「実験室や学食の独特な雰囲気を味わうことができて楽しかったです。」
「理系希望の自分にとって、進路を考える上でも非常に貴重な体験でした。このような機会があれば次回もぜひ参加したいです。」
「高度な内容の実験なので、自分でもできるのか心配でしたが、先生方が丁寧に指導して下さり、実験結果もしっかり出たので安心しました。本当にお世話になりありがとうございました。」
などの感想が寄せられました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。


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