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愛知県立豊橋東高校の生徒が本学で実験実習を行いました。

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2019年09月02日

 8月28日(水)、29日(木)に、愛知県立豊橋東高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、PCRの基礎と応用(生物分類)についての講義を受け、2種の近縁植物をPCRだけで判別できるか実験を行いました。このような豊橋東高校と浴教授との高大連携活動は、2017年度に続いて2回目となります。

 今回は、1日目に、PCRなどの基本的なDNA分析技術、およびDNAバーコード解析による生物種分類について講義を受け、PCRとアガロースゲル電気泳動法を利用した実験内容の説明を受けた後、高校で採取した近縁植物(ゲンノショウコとアメリカフウロソウ)からDNA試料を調製し、それぞれの種を判別するために作製した4種類のプライマーセットでPCRを行いました。2日目は、アガロースゲル電気泳動によりPCR産物の分析を行い、2種類の類縁植物をPCRで判別できるか検討を行いました。 講義・実習を受けた生徒たちからは,

・普段扱うことのない器具や入ることのない実験室での操作を通して、知識を深めることができました。この貴重な体験を自分の進路や学びに活かせるようにしていきたいです。ありがとうございました。

・高校の授業では、PCRや電気泳動について学習しましたが、実際に体験してより深く学ぶことができました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

・初めて使う薬品と慣れない作業で神経を使いましたが、とても貴重な経験になりました。失敗しても快く対応していただき、本当にありがとうございました。

・PCRの実験を通して、実験の楽しさを知ることができました。学びを深めることができ、結果がどうあれ、自分の力になったと思います。

・大学の研究室に入ることができる機会はあまりないので、今回の経験を通して大学の雰囲気を感じとることができてよかったです。

・高校では取り扱わない実験を実際に体験することができ、勉強になりました。

などの感想が寄せられました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

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