文字サイズ
活動報告

ホーム > 活動報告 > 高校生向け講座 > 愛知県立豊丘高等学校で情報・知能工学系の岡田美智男教授が講義を行いました

愛知県立豊丘高等学校で情報・知能工学系の岡田美智男教授が講義を行いました

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2019年11月08日

10月23日(水)に,本学情報・知能工学系の岡田美智男教授が,愛知県立豊丘高等学校にて出前講義を行いました。
これは,豊丘高校が1・2年生を対象に行った授業の一環で,様々な大学から招かれた講師による複数の講義の中から自分の興味関心に合わせた講座を体験し,教育活動に触れる機会として,自らの進路選択に活かす授業です。

岡田教授は「ロボットが人の仕事を奪うって、ホントなの?〈弱いロボット〉たちと考える人とロボットの未来!」をテーマとして講義を行いました。

一人 ではゴミを拾えないものの、まわりからの手助けを上手に引き出し、結果としてゴミを拾 い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉など、いくつかの〈弱いロボット〉たちの研究事例を紹介し,それを手がかりに、お互いの弱さを補いつつ、その強みを引き出しあい、 共存していくような 人とロボットの未来の姿について考えていく授業を行いました。

講義を聴講した生徒からは,「完璧なロボットは人が傲慢になり,弱いロボットは配慮ややさしさを引き出すと分かった」,「お互いの弱さを補いつつ,その強みを引き出しあうということは,ロボットと人間の関係だけでなく,人間同士の関係にも通じるところがあると知った」などの感想をいただきました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

191023demae.jpg