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【11月11日】愛知県立岡崎工業高等学校の文化祭「岡工祭」で応用化学・生命工学系の松本明彦教授が講演しました。(あいちSTEMハイスクール研究指定事業)

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2019年11月11日

 11月9日(土)に松本明彦 教授が愛知県立岡崎工業高等学校を訪れ,「くらしの中の化学」というテーマでSTEM(Science , Technology, Engineering, Mathematics)特別講演会を行いました。松本明彦 教授は,講義の中で,日常生活の中にある化学現象について,具体的な事例に基づき丁寧に解説を行いました。また,松本明彦 教授の主な研究テーマである多孔性固体の表面・細孔構造と分子吸着性の関係,分子の吸着状態の解明について熱意を持ってお話しされました。さらに,今後の岡崎工業高校とのSTEM教育活動の展開について,岡崎工業高校の岡田良弘 校長,井上満 教諭(本学博士後期課程修了)と活発に意見交換等を行いました。

 講演会に参加した生徒の皆さんからは,「化学が専門ではない者でもわかりやすかった」,「質問にも丁寧に答えていただくことができた」,「将来は豊橋技術科学大学に入学してさらに詳しく化学を学び研究したい」,「豊橋技術科学大学が他の大学とどのように違うのかがよくわかりました」との感想をいただきました。

 また,参加した保護者・地域の皆さんからは,「化学物質が,暮らしにどれほど深く関わっているかを知ることができた」,「日常生活で出会う物質や身近な現象が多くてとてもよかった」,「松本先生が化学という学問を大切にしていることが強くわかりました」との感想をいただきました。

 参加した教職員からは,「化学の魅力を伝えるのに優れた教材で構成されており,授業等で高校生に十分伝えられる内容でした」,「本校の3年間にわたるSTEM教育活動を支えていただいている豊橋技術科学大学の関係者の皆様に衷心より感謝申し上げます」との感想をいただきました。 

 こうした本学の松本明彦 教授と岡崎工業高校の井上満 教諭を中心としたSTEM教育活動は,愛知県教育委員会からの研究指定を受けて2017年度にはじまり,本年度で最終年度の3年目となります。11月20日に愛知県総合教育センターで開催されるあいちSTEMハイスクール合同研究発表会において,井上満 教諭が3年間にわたる本学との教育・研究の成果を発表します。

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丁寧に解説する松本明彦 教授。

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3年間のあいちSTEMハイスクール事業の教育・研究成果の掲示。

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岡崎工業高校の生徒が興味を持った科学者を調べてその業績等をわかりやすく紹介。

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3年間のSTEM教育活動を総括しました。