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【11月21日】愛知県立岡崎工業高等学校で本学の榊佳之 前学長(東京大学名誉教授,静岡雙葉学園理事長)が講演しました。(あいちSTEM ハイスクール研究指定事業)

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2019年11月21日

 11月12 日(火)に榊佳之 前学長が愛知県立岡崎工業高等学校を訪れ,1年生から3年生の生徒約110名と教職員の前で「ゲノム科学の最前線~ゲノム科学の発展と新たな挑戦~」というテーマでSTEM(Science,Technology, Engineering,Mathematics )特別講演会を行いました。榊佳之 前学長 は,講義の中で,ヒトゲノム計画を主導された経緯について触れ,ヒトゲノム解読への挑戦,ヒトゲノム計画,ポストゲノム時代,ゲノム科学の新展開,ゲノム科学の新たな挑戦について丁寧にお話なさいました。さらに,愛知県が推進するSTEM教育活動の展開について,岡崎工業高校の岡田良弘 校長と意見交換を行いました。

 講演会に参加した生徒の皆さんからは,「高校生の質問にも丁寧に答えていただくことができた」,「ゲノムの世界は未知の部分が多いがとても将来が楽しみな世界だとわかった」との感想をいただきました。また,参加した教職員からは,「ゲノム科学が,私たちの生活にどれほど深く関わっているかを理解することができた」,「本校の3年間にわたる STEM 教育活動を支えていただいている豊橋技術科学大学の関係者の皆様に深く感謝申し上げます」との感想をいただきました 。

本学の松本明彦 教授と岡崎工業高校の井上満 教諭(本学博士後期課程修了)を中心としてスタートしたSTEM教育活動は,愛知県教育委員会からの研究指定を受けて 2017 年度にはじまり,本年度で最終年度の 3年目となります。こうしたSTEM教育活動を推進する中で本講演会が実現しました。

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3.jpg 生徒の質問にも具体的な例を挙げて丁寧に答えられました。
「伝わりやすい遺伝情報はあるのですか?」
「遺伝情報を操作した生物が災害等によって自然界に放たれ,影響は出るのですか?」