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「豊橋技術科学大学 Summer TECH-CAMP 2020」を実施しました
カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2020年09月03日
8月29日(土),30日(日)の2日間,愛知県三河地区及び静岡県西部地域の高校生を対象にした実験実習講座「Summer TECH-CAMP」を開催しました。
この講座は,本学における高度な実験・実習の体験を通じて,研究活動への興味や工学部に対する理解を深め,将来の進路選択の一助としていただくことを目的としています。
今年度は,新型コロナウイルス感染防止対策のため,本学を会場としての開催は中止とし,講座3「プログラミング言語Scratch教材ハッカソン」のみオンライン受講にて開催することになり,7校9名の高校生が参加しました。事前課題により予め「Scratch(スクラッチ)※」というプログラミング学習ソフトに慣れることや,通信環境の確認を兼ねたビデオ会議システムの接続実験を行って準備してきたこともあり,無事に講座を開講することができました。
※MITが開発した無料のプログラミング学習用ソフト
初日,午前中の開講式には,本学社会連携推進センター長の加藤茂教授から挨拶がありました。
続く担当講師の河合和久准教授による講座では,まず2日間のスケジュールや講座の目的が説明された後,小学校のプログラミング教育のための新しい教材のアイデアを出す作業が行われました。
2日目の実習では,グループ作業や発表方法の説明の後,2つのグループに分かれ,個々のアイデアを一つにまとめました。最初はぎこちなかった意見のやりとりも徐々に活発になり,目的である「プログラミングを取り入れた学習教材の案」をまとめ上げ,発表することができました。
受講生からは,以下のような声をいただきました(アンケート回答より抜粋)。
・スクラッチを使った学習内容をグループで一生懸命に考えて,とても楽しかった。
・プログラミングは難しくて,知識をもった人しかできないものだと思っていたけど,高校生にでもできるプログラミングがあると知り考え方が少し変わった。
・プログラミングの内容を一から考え作るということの難しさが分かった。将来は誰かの役に立てるプログラムを作ってみたい。
・オンラインだったため直接顔をあわせて話すことはできなかったけど、意見をしっかり交換し合えて良かったと思う。
参加いただいた高校生の皆さん,2日間お疲れ様でした!
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