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愛知県立豊丘高校の生徒が本学で実験実習を行いました

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2021年08月10日

8月3日(火)、6日(金)に、愛知県立豊丘高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、DNA塩基配列(DNAバーコード)を使った最先端の生物分類についての講義を受け、貝の分類実験を行いました。このような実験を通じた高大連携活動は、豊丘高校と浴教授との間で2015年度より続けられています。

今回は、1日目に、次世代シークエンサーによるDNAバーコード解析について講義を受け、PCRやアガロースゲル電気泳動法などの基礎知識を学んだ後、豊橋市周辺の2箇所の干潟から採取した2種類(合計22個)の貝試料からミトコンドリアDNA断片をPCRで増幅しました。2日目は、アガロースゲル電気泳動によりPCR産物の分析・精製と塩基解列解析の準備を行い、塩基配列の違いに基づいて貝の分類ができるか実験を行いました。

講義・実習を受けた生徒からは,「過去に実習に参加した先輩から、大学でどんな勉強・実験が出来るのか、実際に体験することができるから楽しいよと話を聞いていたので、ぜひ参加したいなと思っていました。実際に参加して大学の雰囲気を味わうことができたし、講義も実験も面白かったので、更に勉強したい気持ちが沸きました。とてもいい経験になりました」「実験は細かい作業なので、自分にもできるのか心配でしたが、先生や学生TAさんが丁寧に教えてくれたので、すごく楽しく出来ました」などの感想が寄せられました。

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