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岡崎北高校の生徒が太陽電池の試作を通じてエネルギーの「さしすせそ」について学びました。

カテゴリ:高校生向け講座|掲載日:2013年10月10日

 豊橋技術科学大学では,10月5日(土)、電気・電子情報工学系の滝川浩史教授と田上英人助教が愛知県立岡崎北高校の生徒約40名を迎え、エネルギーについての模擬授業と実験を行いました。

 午前中の模擬授業では、滝川教授が、エネルギーの現状や課題、自然エネルギーの代表である太陽光発電技術などを含め,エネルギーの「さしすせそ」(さ:再生可能エネルギー・採エネ,し:省エネ・自然エネ,す:ストエネ(ストックエネ,蓄エネ)・スマエネ(スマートグリッド化),せ:節エネ・制エネ(エネルギー制御),そ:創エネ)などについて概要を説明しました。
 午後の実験では,研究室の修士・学部学生も指導に加わり,手軽に作製できる色素増感型太陽電池を生徒ら一人一人が試作し,その動作を実験的に体験しました。

 今回の模擬授業・模擬実験は、文部科学省「原子力・エネルギーに関する教育支援事業」の一環として、将来、どのようなエネルギー資源を有効に活用していけばよいか、適切な判断と行動ができるための知識と理解を構築するために行われたもので,岡崎北高校の生徒らは今回の受講を通じて,エネルギー全般に関する知識を増やしたことに加え,特に太陽電池に関しては,太陽電池の数,光源との距離・角度,影の影響などによって太陽電池の出力に差がでることなどを理解しました。

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【滝川教授による概説の様子】

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【色素増感型太陽電池を試作!】