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先端データサイエンス講演会を開催しました

カテゴリ:社会人実践教育プログラム|掲載日:2019年01月21日

日時 1月18日 10:30~17:20
講師 高橋 弘毅(長岡技術科学大学 情報・経営システム工学 准教授) 、玉井 孝幸(ファナック株式会社 研究統括本部 次長)、椿 真史(産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特別研究員) 、桂樹 哲雄(豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 助教)
対象者 一般(大学理工系学部卒業程度)、本学教職員・学生
定員 70名
場所 豊橋技術科学大学 情報メディア基盤センター 第1端末室
費用 2,000円(※本学教職員・学生は無料)
概要 近年「データサイエンス」や「機械学習」に大きな注目が集 まっています。それはインターネット・センサー・シミュレーション等から生成される多種多様の大量データと対峙し、 そこからヒトの経験や英知では見いだせない相関・因果関係を導き出すための科学技術であり、既にロボット(人工知能) やビジネス(マーケッティング)などの様々な分野で実践応用が始まっています。 そこで本学では、新しい時代を担う「技術科学」人材に必須となる「データサイエンス」について、発展的な応用事例や 研究事例から理解を深める機会として『先端データサイエンス講演会』を開催いたします。なお、本講演会は社会人向け実践教育プログラム「先端データサイエンス実践コース」の一環となっております。
主催 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系
共催 豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系/環境・生命工学系社会連携推進センター/先端バイオリサーチセンター/エレクトロニクス先端融合研究所

1月18日(金)に、本学情報・知能工学系主催 平成30年度社会人向け実践教育プログラム 先端データサイエンス実践コース「先端データサイエンス講演会」を実施し、企業の研究開発者等が受講しました。

講演会の前に先端データサイエンス実践コースの修了式が行われ、修了生(6名)に修了証書が授与されました。

  

       【修了式の様子】

講演Ⅰでは、長岡技術科学大学の髙橋先生がデータ駆動型科学の取り組みについて事例を紹介され、様々な分野のデータへの機械学習の適用可能性や今後の展望についてお話いただきました。
続いて講演Ⅱでは、ファナック株式会社の玉井氏より、製造現場における課題の解決に向けたAI機能の開発など、企業の取り組みについて紹介いただきました。
そして講演Ⅲでは、産総研 人工知能研究センターの椿氏が講師となり、科学データである薬剤や材料などの化合物(グラフ構造データ)に対する深層学習の基礎と応用について紹介されました。
最後に講演Ⅳでは、本学の桂樹先生が、化合物データベースの構造多様性を自己組織化マップを用いて可視化する研究について紹介しました。

さまざまな事例紹介から、データサイエンスについてさらに理解を深められるよい機会となったことと思います。

  

       【講演Ⅰの様子】                【講演Ⅱの様子】

  

       【講演Ⅲの様子】                【講演Ⅳの様子】