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2019年度一般公開講座「IoT社会を支える次世代センサテクノロジー」を開催しました
カテゴリ:公開講座・シンポジウム|掲載日:2019年11月19日
社会連携推進センターでは、11月1日(金),11月8日(金),11月15日(金)の3日間にわたり,「IoT社会を支える次世代センサテクノロジー」をメインテーマとして,一般公開講座を開催しました。
第一回の開講に先立ち,社会連携推進センターの水嶋生智副センター長の挨拶がありました。
続いて,建築・都市システム学系の松本幸大准教授が「建設分野におけるセンサ技術の応用事例と診断技術」と題して,講義を行いました。
講義では,建設物の診断技術として応用されているセンサについての解説や,診断に繋げるための評価技術について紹介され,40名の方に受講いただきました。
第二回は,電気・電子情報工学系の高橋一浩准教授が「スマホを使って病気を検査するバイオセンサ技術」と題して,講義を行いました。
講義では,ICチップを使用して血液や呼気から病気の検査が行える検査技術について紹介され,45名に受講いただきました。
最終回となる第三回では,エレクトロニクス先端融合研究所の田中三郎教授が「微小金属異物を検出する超高感度センサ」と題して,講義を行いました。
講義では,最先端の超伝導技術を用いて開発されたSQUID磁気センサによる検出技術や実例が紹介され,45名に受講いただきました。
全3回とも多くの受講者の方にお集まりいただき,ありがとうございました。講義後の質疑応答も活発に行われ,今年度も大盛況に終えることができました。
受講者の皆様からは, 「全ての構造物の耐用期間・限界チェックにセンサ技術がいかに重要かがわかった」,「内容は高度だが,近未来の課題を踏まえ現代に合う講義で,非常に興味が湧きました」,「実物を見せていただいたり,実験の実演もあり,とてもわかりやすい講義でした。検査技術の利点・欠点がよくわかりました」 など,熱心に聴講いただいた様子がうかがえるお声を頂きました。
来年度も,受講者の皆様にご協力いただいたアンケートをもとに,より楽しみながら学んでいただける公開講座を開催したいと思っておりますので,是非ご参加いただければと思います。
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