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2021年度豊橋市民大学トラム 「近未来の住まい・暮らし・街づくり」を開催しました
カテゴリ:公開講座・シンポジウム|掲載日:2022年03月08日
2月19日、26日、3月5日の3日間にわたり、豊橋市民大学トラム「近未来の住まい・暮らし・街づくり」を開催しました。
市民大学トラムは、本学と豊橋市教育委員会が連携し、例年開催しているもので、2021年度は、令和3年度豊橋市大学研究活動費補助金に採択された3名の教員が、それぞれの研究成果を通じて見えてくる、近未来の我々の日常を楽しく豊かにするアイディア、これからの生活に関わる豊橋市の新しい街づくりのあり方について、講義しました。
なお、豊橋市内における新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初予定していた大学での対面講義は中止とし、オンラインのみの講座となりましたが、豊橋市内の22地区市民館へも同時配信しました。
第1回目は『豊橋市「まちなか図書館」におけるインタラクティブコンテンツ作成の取り組み』と題して、エレクトロニクス先端融合研究所 大島直樹講師の講義が行われました。
講座では、触れると"おしあい"ながら推し本を薦めてくれる〈MoCoMo〉の実演紹介、子どもたちの読書や勉強に繋がる、ICTを活用したコンテンツ作りについて、今後も市内施設等でワークショップを開く等行い、地域の発展に繋げたいと話しました。
第2回目は『道・広場から暮らしの豊かさを考える』と題して、建築・都市システム学系 小野 悠准教授の講義が行われました。
講座では、豊橋駅前大通にあるまちなか広場にて、東三河木材から作製された椅子を使用した"チェアリング"を実施し、利用者の動向におけるデータの分析結果をもとに、広場や道など屋外公共空間を有効活用できる方法を提案、豊かで住みやすい街づくりを一緒に考えたいと話しました。
第3回目は『豊橋を事例に考える、人口減少時代の都市のかたち』と題して、建築・都市システム学系 浅野 純一郎教授の講義が行われました。
講座では、豊橋市の市街地形成経過と特色について、他都市との比較をもとに説明され、コンパクト化やネットワーク型都市への転換における問題点について整理し、今後の「都市のかたち」について改善策の提案がありました。
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