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平成25年度一般公開講座「技術革新で日本経済は再生するか」(第6回)を開催しました。

カテゴリ:公開講座・シンポジウム|掲載日:2013年12月03日

 豊橋技術科学大学では,11月29日(金),平成25年度一般公開講座「技術革新で日本経済は再生するか」の第6回目を開催しました。今回は建築・都市システム学系の藤原孝男教授から「金融工学を用いたベンチャーによる日本経済の再生」と題して講義が行われました。

 今回の講座では冒頭に,10年以上続くデフレの状況や製造業の現状等,日本経済の状況と課題について触れ,このような不景気の主要因として、開業率を超える廃業率による日本経済の動脈硬化傾向が考えられるという説明がありました。その後,ベンチャー創業に向けて,ベンチャーは画期的技術と新市場との統合では大企業よりも優れているが倒産リスクが高いことや,創業初期の「死の谷」の解決に向け,金融工学の中のリアルオプションとゲーム理論とを統合したオプションゲームの可能性について,説明が行われました。

 当日は32名の方にご参加いただき,会場からは「豊橋市の製造業の付加価値構造について教えて欲しい」等の具体的な質問が幾つか寄せられました。

 なお,全6回の最終回となった今回の講義後には,4回以上の出席者に修了証書が授与されました。

【今後の予定】
 豊橋技術科学大学では,「安全安心な家づくり・まちづくり」をテーマに,2月1日~22日までの各土曜日13時30分~15時まで,「豊橋市民大学トラム 豊橋技術科学大学連携講座(主催:豊橋市教育委員会,本学)」を開催予定ですので,こちらもご期待ください。

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【藤原教授の講義の様子】

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【修了証書授与】