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H27年度一般公開講座「ギカダイのロボット研究あれこれ」を開催しました。

カテゴリ:公開講座・シンポジウム|掲載日:2015年11月17日


 豊橋技術科学大学では、10月30日(金),11月6日(金),11月13日(金)の3日間にわたり,「ギカダイのロボット研究あれこれ」をメインテーマとして,一般公開講座を開催しました。

第一回の開催に先立ち,社会連携推進本部 本部長補佐の渋澤博幸准教授からの挨拶の後,エレクトロニクス先端融合研究所 真下 智昭 助教による「マイクロモータが拓く未来」と題して,講義が行われました。

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 渋澤本部長補佐ご挨拶

講義では,圧電効果という原理を用いて開発を行っている約1mmほどのマイクロモータについて,他の原理で開発されたモータと比べると桁違いのパワーを発生させることが可能なこと,このマイクロモータが完成すれば,どのような未来を実現できるかなどについて分かりやすく解説が行われました。

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 第一回公開講座

第二回は,人間・ロボット共生リサーチセンター 三枝 亮 特任准教授が,「人の生活を支えるロボット」と題して,講義を行いました。

講義では,人の生活を支えるロボットをテーマとして,医療介護リハビリ支援ロボットLucia(ルチア)や観光案内ロボットToyocky Robo(トヨッキーロボ)などの生活支援ロボットを紹介し, 人と協調して行動するロボットの役割や将来像について解説がありました。

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 第二回公開講座

最終回となる第三回では,機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター 内山 直樹 教授が,「産業機械・ロボットのモーションコントロール」と題して,講義を行いました。

講義では,世界で高く評価されている日本の産業ロボットや工作機械について,高速・高精度化に加えて,省電力化も考慮した産業ロボットの「動かし方」について解説がありました。

また,本学の学生が研究している,人が確認しづらい場所のヒビや傷等を検出するドローンについて,実演が行われました。

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 第三回公開講座

全3回とも多くの受講者の方にお集まりいただき,今年度も大盛況に終えることができました。

来年度も,受講者の皆様にご協力いただいたアンケートをもとに,より楽しみながら学んでいただける公開講座を開催したいと思っておりますので,是非ご参加いただければと思います。