平成24年度一般公開講座(第4回)を開催しました。

 豊橋技術科学大学では、12月7日(金)、平成24年度一般公開講座「シミュレーションで新しい世界を見、そして、予測する」の第4回目を開催しました。今回は、情報・知能工学系 准教授の後藤仁志先生から「生命情報を活用した創薬のための分子シミュレーション」についての講義が行われました。

 今回の講座の導入部分では,インフルエンザウイルスの名前として「N1H1」や「N5H1」などの亜型が新聞などで紹介されますが、「N」や「H」の正体や,インフルエンザウイルスの感染メカニズムをご紹介いただきました。そして、インフルエンザウイルスへの対抗策としてのワクチンや治療薬がどのように開発されたかについて,医薬品開発の現場で活用されるシミュレーション技術を含めて解説いただきました。

 当日は36名の方に参加いただき、会場からはシミュレーションを行う際のパラメーターについてなど、かなり踏み込んだ内容の質問もいただきました。

 なお、次回は12月14日(金)に第5回目「人工知能技術による減災シミュレーション -避難シミュレーションを例に-」を開催します。引き続き受講申込を受付中ですので、お気軽にご参加ください。

※第6回までの講座の詳細は、一般公開講座チラシ(PDF、583KB)をご参照ください。
 (ご希望の1回のみの申込みも可能です。)

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この記事について

このページは、社会連携推進センター 管理者が2012年12月12日 18:32に書いた記事です。

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