2015年8月アーカイブ

8月24日(月)に「ラーニングフェスタ2015」が豊橋創造大学を会場に開催されました。

ラーニングフェスタは「地域の高校生は,地域の大学で育てる」という理念のもと,東三河の高校生が地元大学に興味関心を持つ機会となることを目的として,東三河・浜松地区の高校と大学が連携協力して行う進路探求・学問探求のイベントで,今年度で2回目の開催となります。

 

豊橋技術科学大学からは,電気・電子情報工学系(未来ビークルシティリサーチセンター長) 大平 孝 教授による「石炭,石油,水素に替わる未来ビークル革命」講座を開講しました。

講座では,次世代のビークル(Vehicle:乗り物)として大平教授を中心として研究開発を行っている,主要幹線道路を電化してどこまでも走り続けることのできる新しい電気自動車”Electric Vehicle on Electrified Roadway”(EVER)について分かりやすく解説がありました。

 

EVERについての詳細は,下記URLをご覧下さい。

http://www.comm.ee.tut.ac.jp/we/ja/ 

(豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学 波動工学研究室(大平研究室)webサイト)

 

講義では,解説だけでなく,実際に模型でEVERを体験することもでき,受講者の皆さんは熱心に大平教授の話を聴講していました。

今回の体験が,受講生の皆さんの進路選択の参考となればと思います。

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【大平教授の講座の様子です】

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【受講生の皆さんが実際にEVERを体験しています】

8月18日(火)から8月21日(金)までの4日間,愛知県内と静岡県西部地域の高校生を対象にした実験実習講座「平成27年度豊橋技術科学大学TUTラボ(愛知県立時習館高等学校が主催する時習館SSH「地域SS豊橋技術科学大学講座」を含む)」を開催しました。

  この講座は,本学と高等学校の連携事業の一つとして実施しているもので,高校生が本学における高度な技術・科学分野に関する実験実習を体験することによ り,本学または工学部に対する理解を深めていただくとともに,研究に魅力を感じていただくことを目的としています。今回は,尾張地区から静岡県西部地区までの8校23名の高校生 が参加しました。

 初日,午前中の開講式には,受講生の他,高校教諭や保護者及び本学社会連携推進本部から渋澤博幸本部長補佐(学長補佐),愛知県立時習館高校からは齋藤 育弘教頭が出席されました。その後,エレクトロニクス先端融合研究所(通称:EIIRIS)やLSI工場の施設見学を行い,午後から選択した5テーマに分かれ,各研究室で実験実習を行いました。

 最終日の午後には,成果発表会,閉講式を行いました。成果発表会では,4日間の実習の成果を発表し,受講生の皆さんは,他のグループの発表へ積極的に質問を行い,理解を深めていました。

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EIIRISを見学しています

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講座「リチウムイオン電池用電極材料の特性評価」

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講座「角柱状酸化チタンの作製と光触媒機能の評価」

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成果発表会の様子です

 愛知県教育委員会の主催により,8月の計4日間,県内の15大学が協力して高校生のための「あいちの大学『学び』フォーラム」が開催されました。

 「あいちの大学『学び』フォーラム」は,県内の高校生に対して,大学教員が自らの専門分野をわかりやすく講義することにより,生徒に大学の「学び」に触れる機会を提供し、その後の生徒の進路選択の手助けとなることを目的としています。

 東三河地区では,8月5日(水)に愛知大学豊橋キャンパスで開催され,本学 研究基盤センター 中野裕美 教授による講座「理系女子のススメ~研究っておもしろい!~」が開講されました。

中野教授は,自らの体験を交えながら,研究者として働く面白さや,仕事と家庭の両立について講義をされました。

 

中野先生講義
中野先生講義の様子

 「知の探究講座」は,自然科学や情報科学など特定分野に興味・関心と優れた資質をもつ愛知県内の高校生に,先進的な理数教育を受ける機会を与え,科学技術創造立国を目指す我が国を支える優れた人材を育成することを目的とした事業で,愛知県教育委員会と連携し,県内の6大学において高校生を受け入れて実施するものです。

  豊橋技術科学大学では,昨年度まで8年間継続して実施してきた「次世代ロボット創出プロジェクト」に代わり,今年度から「ロボットの動作原理を学ぶ」と題して講座を実施しています。

人間・ロボット共生リサーチセンターの教員及び学生が講師となり,さまざまなロボット技術について,実際に見たり,触れたり,あるいは作ってみながらロボットの動作原理について学ぶ内容となっており,7月30日(木)から11月 7日(土)までに全8日間行われます。

 最初の4日間(7月30日(木),31日(金),8月3日(月)~4日(火))は,機械工学系 人間・ロボット共生リサーチセンター内山直樹 教授と研究室の学生が講師となり講座が進められています。
 最初に構造学の基礎を学んだ後,、LEGOブロックを使って車を作成し,その車にプログラミングして荷物を持たせ走らせることで,ロボットのハードウェアとソフトウェアについて学びました。

また,4日間の課題として,車を走らせるコースが指定され,そのコース内の一定の場所で荷物を持ち,ゴールで降ろす動作をいかに早い時間で,重い荷物が持てるか競技を行いました。

受講生達は,車に重い荷物を持たせると早く走らせることができない,スピードを上げすぎるとコースを脱線してしまうなど試行錯誤を行いながら,自分たちで作成した車やプログラミングの改良を繰り返していました。

参加している高校生14名は、大学でのレベルの高い講座内容に期待と不安を抱きながら,真剣に取り組んでいます。

9月からの第2期では,人間・ロボット共生リサーチセンターの教授陣による,本学の最先端ロボットについて,実際に触れながら学ぶことが出来る講座が予定されています。

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機構学についての講義を受けています

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LEGOブロックで車を作成しています

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車を走らせるためのプログラミングを行っています

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指定されたコースを走らせる競技の様子です

■講座の日程
日程講座内容・講師
7月30日(木)

「ロボットの基礎」
 機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 内山 直樹 教授,阪口 龍彦 助教

 豊田高専:佐野 滋則 准教授

7月31日(金)

「ロボットの設計」
 機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 内山 直樹 教授,阪口 龍彦 助教

 豊田高専:佐野 滋則 准教授

8月3日(月)

「ロボットの製作」
 機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 内山 直樹 教授,阪口 龍彦 助教

 豊田高専:佐野 滋則 准教授

8月4日(火)

「ロボットコンテスト」
 機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 内山 直樹 教授,阪口 龍彦 助教

 豊田高専:佐野 滋則 准教授

9月19日(土)

「ロボットとのインタラクションやコミュニケーションについて学ぶ」
 情報・知能工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 岡田 美智男 教授

9月26日(土)

「ロボットの眼について学ぶ」
 情報・知能工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 三浦 純 教授

10月24日(土)

「人に優しいロボットの動き」
 情報・知能工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 三好 孝典 准教授

11月7日(土)

「講座別発表会」
 機械工学系,人間・ロボット共生リサーチセンター

 内山 直樹 教授,阪口 龍彦 助教

天伯小学校の教員が研修として大学見学を行いました。

8月6日(木)に天伯小学校の教員約20名が教職員研修の一環として本学を訪れ,人間・ロボット共生リサーチセンターの見学を行いました。

人間・ロボット共生リサーチセンターでは,人を認識して追従する機能を持ち,移動させる際は,パワーアシスト機能により軽い力で移動させることのできる回診支援ロボットTerapio(テラピオ)や介護支援のための様々なロボットなど本学の最先端ロボットについて紹介を行った後に,教員の皆さんには実際に体験してもらいました。

教員の皆さんは,小学校の生徒たちへもロボットを体験させたいなどの感想を述べていました。

 

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【Terapio(テラピオ)の紹介を行っています】

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【介護支援ロボットを体験しています】

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