2019年7月アーカイブ

豊橋青年会議所例会で情報・知能工学系の中内茂樹教授が講義を行いました

7月13日(土)に「こども未来館ここにこ」で,公益社団法人豊橋青年会議所主催「7月例会~AI時代の働き方発見!夏期講習~」が開催されました。
これは豊橋市の小中学生を対象に,今後AIなどの技術進化によってどのように社会構造が変化するかを学び,働き方も大きく変わる中で働く意味や将来の働き方について学ぶことを目的としたイベントです。

この中で,本学情報・知能工学系の中内茂樹教授は,AIや最先端技術について映像を使用しながら講演を行い,参加した小中学生は終始真剣に話に聞き入っていました。

特に興味を引きつけていたのは,「人間の色彩感覚について」と,「異言語で形を示したときにどちらがどの形を表す言葉か」という内容でした。そこにAI人工知能の特性や人間の判断力や理解力などの両者の長所・短所の説明を織り込み,子どもたちも自身の感覚が他人と全く同じようには感じていないこと,今までの知識や経験が感覚に大きく影響すること,AI人工知能の可能性や利用方法を知ることができたようで,今後の未来の社会,働き方についての見識を持てたことと思います。

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豊橋市立高根小で、プログラミング学習の授業をしました

6月21日、28日、7月5日、12日 の全4回にわたり、豊橋市立高根小学校において、グローバル工学教育推進機構の高嶋教授のコーディネートにより、総合的な学習の時間を使った、プログラミング学習の授業が行われました。

各日程において、5年生2クラス(各23名)の児童が、プログラミング学習ゲーム「コードモンキー」を教材に、論理的思考力と課題解決手順を学びました。

指導は、2017年度の総務省のプログラミング普及事業「とよはしプログラミング・チャレンジ2017」で育成された市民メンター(指導者)を中心に、本学の高嶋教授・石田特別顧問、本学学生の東 昭太朗さん(情報・知能工学課程3年)と堤山瞬さん(応用化学・生命工学専攻博士前期課程1年)が実施。地域と連携した高根小学校独自の取組で、昨年に引き続き、2年続けての実施となりました。

「子どもたちは前日からプログラミング授業をとても楽しみにしていて、普段では見られない積極的な様子や、気付きがある」と高根小のクラス担任の先生からコメントされました。プログラミング学習ゲームを初めて体験する子も、回を追って上達し一定水準のタスクをこなせるようになり、一つ一つのタスクを試行錯誤を繰り返しながらクリアしていく達成感を味わっていました。

最終日の7月12日(金)には、修了証が一人ひとりに手渡され、「英語とか難しかったけど楽しかった」「ゲーム感覚で楽しかった」「できるようになってうれしかった」と感想がありました。

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7月3日(水)に,本学建築・都市システム学系の水谷晃啓講師が常滑高等学校を訪れ,建築・デザインに関する出前講義を行いました。

常滑高等学校では2年生を対象に,実際に大学の講義を体験することで将来の自分の生き方の方向性を考える機会とするとともに,現在の学びへの意欲の向上を図ることを目的に,様々な大学から教員を招き模擬講義を行っています。

水谷講師は講義の中で,「ものづくりとまちづくり」について紹介し,地方創生に関係したものづくりを通じた近隣自治体との関わりやデジタルファブリケーションを利用した具体的な取組について解説を行いました。

講義を聴講した生徒からは,「高校と大学の違いの話を聞いてとても新鮮だった」,「普段使っているものにはたくさんの工夫や苦労があることがわかった」,「実際に大学生が企業と協力して建物を造っていることがすごいと思った」など多くの感想をいただきました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。


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6月28日(金)に,本学建築・都市システム学系の松井智哉准教授が大府東高等学校を訪れ,土木建築工学に関する出前講義を行いました。

大府東高校では2年生を対象に、大学教員からの講義を受けることで大学での学問を知るきっかけとし,生徒の学習へのモチベーションを上げることを目的に、様々な大学から教員を招き「出前授業」を行っています。

松井准教授は講義の中で,学部・学科についての話や,建物の高さと揺れの関係など耐震構造について解説を行いました。
講義を聴講した生徒からは,「耐震を学ぶことは面白そうだと思った」,「耐震工学のことがよくわかった」など多くの感想をいただきました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。


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7月5日(金)「あいちSTEMハイスクール研究指定事業研究校」である愛知県立岡崎工業高校の機械科2年生A組40名が本学を訪れました。

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応用化学・生命工学系の松本明彦教授による大学紹介の様子です。丁寧な大学紹介の説明を受けた後,学内のグローバル宿舎と未来ビークルシティリサーチセンター等を見学し,大学の研究環境を体験しました。

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大学で研究する将来をイメージするよい機会になったと思います。

参加した生徒からは

「豊橋技科大の研究力のすごさがとてもよくわかりました。」

「広大なキャンパスの中で色々なことが学べると思いました。」

「大学院とはどういうところかよく理解できました。」

また引率した教員からは

「豊橋技科大の学習環境がよくわかりました。」

「いつも本校のSTEM活動でお忙しいところご対応いただきまして感謝申し上げます。」

「ご教示いただいた内容を持ち帰り本校STEM教育の推進に活かしていきたいと思います。」などの声が寄せられました。

こうした松本明彦教授とのSTEM連携事業は2017年にはじまり,本年度で3年目になります。次回は,岡崎工業高校の井上満 教諭(本学修了生)と生徒が豊橋技科大オープンキャンパス(8月24日開催)において,松本明彦教授の指導のもと,サイエンス教室を行います。ぜひご参加ください!

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