2013年1月アーカイブ

豊橋市民大学トラム 大学連携講座(第1回)を開催しました。

 豊橋技術科学大学では、1月26日(土)、豊橋市教育委員会と連携して平成24年度豊橋市民大学トラム 豊橋技術科学大学連携講座「日本の未来を支えるエネルギー問題解決への最前線」の第1回目を開催しました。全4回の講座の初回となる今回は、機械工学系 北村健三教授から「日本のエネルギー事情と家庭でできる省エネ対策」についての講義が行われました。

 平成23年3月に起こった東日本大震災以後、多くの原子力発電所が運転休止となり、我国の電力・エネルギー事情は大きく変化しつつある中、今回の講座では、主なエネルギー源とその使途についてや、震災前後の鉱物性燃料の輸入額の比較、我が国の電力事情と今後の展望等々、最近のエネルギー事情について解説すると共に、家庭でできる省エネ対策を紹介しました。

 今回の講座には40名の方にご参加いただき、講義後には聴講者から、「渥美半島沖に存在するメタンハイドレードについて、産出の採算性を含めて今後、期待できるか?」等の具体的な質問が寄せられるなど、エネルギー問題への関心の高さがうかがえました。

 なお、次回は2月2日(土)に第2回目「未来の電気自動車」を開催します。引き続き受講申込を受付中ですので、お気軽にご参加ください。

※次回以降の講座の詳細は、こちらをご参照ください。
 (ご希望の1回のみの申込みも可能です。)

「青少年のための科学の祭典2012・豊橋大会」に出展しました。

 豊橋技術科学大学では、1月12日(土)~13日(日)に豊橋市のこども未来館ココニコにおいて「青少年のための科学の祭典2012・豊橋大会(主催:「青少年のための科学の祭典」豊橋大会実行委員会、豊橋技術科学大学、ほか)」を開催し、出展ブースでの展示・実演を行いました。
 青少年のための科学の祭典は、工夫を凝らした化学実験や科学工作を通じ、子どもたちが自ら触れて、作って、動かして、たのしみ、そして、科学に親しむ場と機会を提供するイベントです。本祭典には2日間で5,044名の方にご参加いただき、本学出展ブースにも延べ787名の方にお越しいただきました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 以下に当日の本学の出展ブースの様子をご紹介します。

■究極のエネルギー!?電気を作る微生物

 肉眼では見えない小さな生き物、微生物の地球環境における様々な働きを体感する実験として、電流を生産する微生物を用いた微生物燃料電池を作る作業を体験するとともに、顕微鏡を用いて電池内に存在する微生物を観察する実験を行いました。

 

■機械の揺れ止めと省エネ動作

 日本の産業機械は世界中の工場で昼夜を問わず利用されており,一層の高速・高精度・省エネルギー化が期待されています。本ブースでは,機械の動作軌道を工夫することで,揺れや動作に必要なエネルギーが小さくできることを実感していただきました。

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■二輪型ウェイターロボットとコップの中の水を揺らさず世界最速で運ぶロボット

 ウェイターロボットは飲みものを運んでくれるロボットです。ほかのロボットとはちがう動きで,すばやくこぼさず目的地まで運びます。実際に操作を体験してみて、それらの仕組みについて理解し、未来の生活でどのように活躍するのか考えていただきました。

 

■ウェアラブルデバイスを使ったゲーム体験&リハビリ動作体験

 ウェアラブルとは服のように身につけられるという意味です。私たちの開発したフレックストルクは人の腕につけます。そして、ゲームの中で発生する力を人に伝えます。実際に装置をつけて、どのくらいの大きさで、どんな力が腕にかかるのか、体験していただきました。そして、その仕組みについて理解し、他にどんな場面で使えるのか考えていただきました。

 

■超音波アクチュエータの技術

 電磁モータを使わず,振動を駆動原理とする超音波モータに触れ、体験していただきました。

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