2022年8月アーカイブ

8月21日に豊橋市視聴覚教育センター・豊橋市地下資源館にて、情報・知能工学系 中内茂樹 教授が出前授業を行いました。

視覚・色覚をテーマとする夏のイベントの一環として、小学生向けの「わくわく科学講座」が開催され、中内教授は「不思議な色の世界を探検しよう」をテーマに、視覚や色覚が変化する「不思議なメガネ」を子どもたちに体験してもらい、いつもと違う色の世界についてわかりやすく解説しました。


<豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館ブログ>

https://ameblo.jp/planetarium10484/entry-12759966195.html

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(写真提供:豊橋市視聴覚教育センター)

「豊橋技術科学大学 Summer TECH-CAMP 2022」を実施しました

8月23日(火),24日(水)の2日間,愛知県三河地区と静岡県西部地域の高校生を対象にした実験実習講座「Summer TECH-CAMP」を開催しました。
昨年、一昨年はやむを得ずオンラインによる開催でしたが、今年は3年ぶりに対面で開催することができました。

本事業は,本学における高度な実験・実習の体験を通じて,研究活動への興味や工学部に対する理解を深め,将来の進路選択の一助としていただくことを目的として,全12テーマの講座を実施するものです。
今回は,16校39名の高校生が参加しました。

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初日の開講式では,加藤茂 社会連携推進センター長から挨拶と大学紹介がありました。
その後,選択した12テーマに分かれ,各研究室で実験実習を行いました。

講座1:竹市先生IMG_0029-resize.jpg 講座1 IMG_0686-resize.jpg
講座1 トライボロジーの世界を体験しよう
-油やグリースのないところでものを滑らすには?
講座2 ジュエリーや機械をつくる鋳造の体験
講座3:松岡常吉先生 (9)-resize.jpg 講座4:竹内先生P1010612-resize.jpg
講座3 ゆで卵の相似則:ダチョウの「半熟卵」                
    を作るには?
講座4 スマートフォンを用いた
    可視光ワイヤレス通信
講座5:半導体P1010575-resize.jpg 講座6:秋葉先生 (1)-resize.jpg
講座5 半導体素子を用いた線形演算回路と
    増幅器の設計と評価
講座6 議事録を対象とした自然言語処理
講座7:村越先生-resize.jpg 講座8:中神先生P1010544-resize.jpg
講座7 試行錯誤からの学習 講座8 クロマトグラフィーを用いた分離と検出
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講座9 身近な物質の結晶化とX線構造解析

講座10 空から海岸を測る
    :ドローンを使った地形計測

講座11:小野先生P1010591-resize-resize.jpg 講座12:武藤先生 (3)-resize.jpg
講座11 地理情報システム(GIS)を使って
     街の今を可視化しよう
講座12 パウダー(粉)を知り使いこなす

受講生からは,以下のような声をいただきました。(アンケート回答より抜粋)

  • ■今まで大学を堅苦しい場所だと思っていただけど、今回体験をして今までのイメージがなくなりました。先生や先輩が優しく明るく、作業に困ったら丁寧に教えてくれ、今まで以上に大学へ進学したいという気持ちが強くなりました。

  • ■それぞれの研究室の特徴や、実際講義を受けたりと高校では体験できないような内容を学ぶことができました。また大学の雰囲気を味わうことができて良かったです。

  • ■実際の研究室で実験を行うことができ、進学後の生活を少しイメージできました。高校にはない器具がいくつもあり、是非それらを使って実験したいと思いました。

参加いただいた高校生の皆さん,暑い中,2日間お疲れ様でした!

◆関連記事  「豊橋技術科学大学Summer TECH-CAMP 2022を開催します」

本学社会連携推進センターは、729日(金),85日(金)の2日間にわたり,新東工業株式会社にて,3期先端融合ロボティクス共同研究講座 ロボット専門技術者研修プログラムを実施しました。同プログラムは,企業向けのオーダーメイド型の研修で同大のリカレント教育における新規事業として構築されたものです。

初日の開講式では、本学社会連携推進センター長の加藤 茂 教授の開講挨拶、新東工業株式会社の牧野 泰育開発グループマネージャの挨拶に続き、受講者全員から講座に臨む決意表明が発表されました。

開講式に続き、第31回目となるプログラムは、本学IT活用教育センターの井佐原 均 特命教授を講師として「データサイエンス・機械学習」のテーマで実施いたしました。人工知能とデータサイエンスに関し、eラーニング教材を用いた機械学習の基本的な考え方をマスターすることを目標とした演習を2日間にわたり実施しました。

加藤社会連携推進センター長の挨拶          牧野様のご挨拶                   

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        両機関の代表者、講師、受講者、スタッフの集合写真

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    井佐原特命教授の講義

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      演習風景(1日目)                       

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      演習風景(2日目)

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愛知県立豊橋東高校の生徒が本学で実験実習を行いました

8月8日(月)に、愛知県立豊橋東高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、基礎的なDNA解析技術についての講義を受け、お米の品種を鑑別するためのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)実験を行いました。このような実験を通じた豊橋東高校と浴教授との高大連携活動は、2017年度、2019年度に続いて3回目となります。
今回は、PCRとアガロースゲル電気泳動法、PCRを利用したDNA鑑別について講義を受けた後、実験内容についての説明を受けました。その後、3種類のお米からDNAを抽出、PCRを行い、アガロースゲル電気泳動法によって増幅されたDNAを分析することで、お米の品種を鑑別しました。

講義・実習を受けた生徒たちからは、「大学研究室の雰囲気や、塩基配列を解読するための機材等を使用することができ、今後に役立つ大変良い機会になりました」、「PCR検査を授業で習ったり、抗原検査で使用されたり身近に感じていたけれど、今回PCR検査を実験で使用し、こんなにも簡易で優れた技術なのだと知りました」、「電気泳動については知っていたが、実際に実験でき楽しかった。他の植物についても調べ、環境などによる形質の変化が何の遺伝子によるものなのかを今後調べてみたいと思いました」などの感想が寄せられました。

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愛知県立豊丘高校の生徒が本学で実験実習を行いました

8月3日(水)、4日(木)に、愛知県立豊丘高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、基礎的なDNA解析技術についての講義を受け、代表的な外来魚であるブルーギルを検出するためのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)実験を行いました。このような実験を通じた高大連携活動は、豊丘高校と浴教授との間で2015年度より続けられています。

今回は、1日目に、講義によりPCRやアガロースゲル電気泳動法などの基礎知識を学んだ後、豊橋市内の池から採取したブルーギルとモツゴの試料からDNAを精製しました。また、池の水に含まれているDNAを精製し、これらのDNAから標的遺伝子断片をPCRで増幅しました。2日目は、アガロースゲル電気泳動によりPCR産物の分析を行い、PCRによってブルーギルだけを特異的に検出できるか、池水のDNAからブルーギルを検出できるか実験を行いました。

講義・実習を受けた生徒たちからは,「普通では体験できないさまざまな設備が整った中での実験は、とてもやりがいや楽しさを感じることができました」、「高度で複雑な実験でしたので、全てを理解することは難しかったですが、共通点や相違点から実験内容を深めたいと思います」、「最近身近なPCR検査についてふれることができよかったです」、「DNAを取り出す方法を初めて経験でき、楽しくとてもおもしろい講座だった」などの感想が寄せられました。

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令和4年度 あいちSTEM能力育成事業
「知の探究講座」第Ⅰ期を行いました

ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材の育成を図るための「あいちSTEM能力育成事業」の一つである「知の探究講座」が本学を含む5大学で実施されます。
「知の探究講座」は、自然科学や情報科学等の特定分野に関心が高く、より深く学ぼうとする意欲のある高校生に対し、連携大学による先進的な理数教育に関する知識・技術を修得する講座です。

本学では「ロボットの動作原理を学ぶ」と題して、8月1日(月)から10月29日(土)の間、全8日間行われ、人間・ロボット共生リサーチセンターの教員及び大学院生等が講師となり、さまざまなロボット技術について、実際に見たり、触れたり、あるいは作ってみながら学ぶ内容となっています。

第Ⅰ期の5日間(8月2日(月)~8月6日(金))は、機械工学系 佐野 滋則准教授と研究室の学生が講師となり、講座が進められました。
 Lego Mindstormsを利用し、センサ、アクチュエータ、リンク、歯車などロボットの構成要素やプログラミングの基礎を学び、数名毎のグループに分かれ、ロボットの構造・動作プログラムを検討しました。
5日の最終日には、自分たちで製作したロボットによるコンテストを実施し、性能を競いました。
 参加した15名の高校生たちは、グループで協力しながら問題点を改善し、ロボット製作に意欲的に取り組みました。

第Ⅰ期 8月1日 ロボットの基礎についての講義

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第Ⅰ期 8月2日~5日
場所を豊橋技術科学大学サテライト・オフィス(emCAMPUS)に移しロボットの設計と製作を行いました。

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【7月25日~7月29日】第40回 集積回路技術講習会を開催しました

集積回路技術講習会

 本学 電気・電子情報工学系では、社会人を対象とした集積回路技術講習会を開催しておりますが、2020年度、2021年度と新型コロナ感染拡大のため中止とし、今年度で第40回の開催となりました。本講習会は建学の精神『産学共同』の一環として開催されており、大学では類を見ない充実した教育研究設備(LSI工場)と長年にわたって蓄積して来た数々の優れた教育研究成果を学外の方々に活用していただくためのものです。

 今回は3年ぶりということで開催を期待してみえた企業もあり、技術開発者ら7名をお迎えし、集積電子システム工学分野の関係教職員で725日~729日の5日間にわたり実施いたしました。

 終了後、受講者からは「製膜方法やデバイスの特性の評価方法の参考になった」、「半導体の製造工程についてほとんど知らなかった為、非常に勉強になった」、とのご意見・ご感想をいただきました。

開講式:山本理事・副学長の挨拶        修了式:寺嶋学長より修了証書を授与

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受講者とスタッフの集合写真         教室講義

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研修の光景

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