愛知県立豊丘高校の生徒が本学で実験実習を行いました

8月3日(水)、4日(木)に、愛知県立豊丘高校の生徒が本学を訪れ、応用化学・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、基礎的なDNA解析技術についての講義を受け、代表的な外来魚であるブルーギルを検出するためのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)実験を行いました。このような実験を通じた高大連携活動は、豊丘高校と浴教授との間で2015年度より続けられています。

今回は、1日目に、講義によりPCRやアガロースゲル電気泳動法などの基礎知識を学んだ後、豊橋市内の池から採取したブルーギルとモツゴの試料からDNAを精製しました。また、池の水に含まれているDNAを精製し、これらのDNAから標的遺伝子断片をPCRで増幅しました。2日目は、アガロースゲル電気泳動によりPCR産物の分析を行い、PCRによってブルーギルだけを特異的に検出できるか、池水のDNAからブルーギルを検出できるか実験を行いました。

講義・実習を受けた生徒たちからは,「普通では体験できないさまざまな設備が整った中での実験は、とてもやりがいや楽しさを感じることができました」、「高度で複雑な実験でしたので、全てを理解することは難しかったですが、共通点や相違点から実験内容を深めたいと思います」、「最近身近なPCR検査についてふれることができよかったです」、「DNAを取り出す方法を初めて経験でき、楽しくとてもおもしろい講座だった」などの感想が寄せられました。

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この記事について

このページは、社会連携推進センター 管理者が2022年8月 5日 14:28に書いた記事です。

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