2019年1月アーカイブ

 1月22日から24日にかけて、本学教育研究基盤センター主催 平成30年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」ものづくり技術講座『コンピュータによる設計(3D CAD)・解析(CAE)から製作(CAM)までの実際』を実施し、企業の技術者等が受講しました。

 講師に本学 機械工学系 足立忠晴教授、岐阜大学 地域連携スマート金型技術研究センター 阿部史枝研究支援員を迎え、3D CAD設計,CAEおよび3Dプリンタの原理を理解しながら,演習によってこれらの利用を体験してハイエンド3Dプリンタ(3DSYSTEMS Projet3500HD Max)により精密樹脂部品の作製を行いました。

 各受講者は熱心に学び、最終日には受講者全員に修了証書が授与されました。

※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施しました。

講義の様子

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受講者の皆様

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1月15日(木),「あいちSTEMハイスクール研究指定事業研究校」である愛知県立岡崎工業高校の2年生40名が本学を訪れました。

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環境・生命工学系の松本明彦教授による大学紹介の様子です。

その後、2班に分かれ、LSI工場と学生宿舎(グローバルハウス)の見学を行いました。

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最後に、岡崎工業高校OBとの対談を行いました。

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参加した生徒からは

「機能的なキャンパスの中で色々なことが学べる大学だと思いました。」 「グローバル宿舎は国際交流として素晴らしいと思いました。」

「電気が専門ですが他の分野にもとても興味を持ちました。」

また引率した教員からは

「豊橋技科大の研究レベルの高さがよくわかりました。ご教示いただいた知見をSTEM教育 の推進に活かしていきたいと思います。」

「卒業生との懇談の機会を設定していただきましてありがとうございました。」

などの声が寄せられました。

2月13日には岡崎市立岩津小学校において環境・生命工学系松本明彦教授の指導を受けた岡崎工業高校の教員と生徒によるサイエンスショー(小学校4年生全対象)を行う予定です。さらに,2月15日に岡崎工業高校で開催されるSTEM成果発表会に松本明彦教授が参加し,2年間のSTEM連携活動の成果発表を行い,愛知県内の高等学校教員に向けて発信する予定です。

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「あいちSTEMハイスクール研究指定校」(豊橋工業高校,岡崎工業高校)との連携事業がスタートしました。

先端データサイエンス講演会を開催しました

1月18日(金)に、本学情報・知能工学系主催 平成30年度社会人向け実践教育プログラム 先端データサイエンス実践コース「先端データサイエンス講演会」を実施し、企業の研究開発者等が受講しました。

講演会の前に先端データサイエンス実践コースの修了式が行われ、修了生(6名)に修了証書が授与されました。

  

       【修了式の様子】

講演Ⅰでは、長岡技術科学大学の髙橋先生がデータ駆動型科学の取り組みについて事例を紹介され、様々な分野のデータへの機械学習の適用可能性や今後の展望についてお話いただきました。
続いて講演Ⅱでは、ファナック株式会社の玉井氏より、製造現場における課題の解決に向けたAI機能の開発など、企業の取り組みについて紹介いただきました。
そして講演Ⅲでは、産総研 人工知能研究センターの椿氏が講師となり、科学データである薬剤や材料などの化合物(グラフ構造データ)に対する深層学習の基礎と応用について紹介されました。
最後に講演Ⅳでは、本学の桂樹先生が、化合物データベースの構造多様性を自己組織化マップを用いて可視化する研究について紹介しました。

さまざまな事例紹介から、データサイエンスについてさらに理解を深められるよい機会となったことと思います。

  

       【講演Ⅰの様子】                【講演Ⅱの様子】

  

       【講演Ⅲの様子】                【講演Ⅳの様子】

「青少年のための科学の祭典2018・東三河大会」に出展しました

豊橋技術科学大学では,1月19日(土)~20日(日),豊橋市のこども未来館ココニコにおいて開催された「青少年のための科学の祭典2018・東三河大会」に参加し,出展ブースでの展示・実演を行いました。

「青少年のための科学の祭典」は、工夫を凝らした化学実験や科学工作を通じ,子どもたちが自ら触れて,作って,動かして,楽しみ,そして,科学に親しむ場 と機会を提供するイベントです。

活動報告として,本学の出展ブースの様子をご紹介します。

<弱いロボット>のインタラクティブ展示(情報・知能工学系 岡田研究室 都丸武宜 研究員 )

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ロボットと人とがお互いを〈視る〉〈聴く〉〈触れる〉ことで生まれるコミュニケーションを体験できるインタラクティブな展示を行いました。


ロボット操縦体験、ロボコン出場ロボット展示(ロボコン同好会)

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部員が作成したミニロボットの操縦体験と,NHK学生ロボコン2018に出場したロボットの展示と大会模様の上映を行いました。

来場者総数は二日間で約4,200人でした。
本学ブースにも,たくさんの皆様にお越しいただきました。
科学を遊びに,学びに来てくださった参加者の皆様,ありがとうございました。

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「青少年のための科学の祭典2018 東三河大会」に出展します

平成30年度「知の探究講座」全体発表会が開催されました

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「知の探究講座(平成30年度あいちSTEM能力育成事業)」の全体発表会が,
1月12日(土),名古屋工業大学 NITech Hall(ナイテックホール)で行われました。


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知の探究講座は県内6大学で実施され,豊橋技術科学大学の「ロボットの動作原理を学ぶ」からは, 受講者15名を代表して1グループ3名の実験・実習の成果と今後の課題について発表がありました。
最後に各大学の講師から,実験・実習の感想と受講者への激励の言葉が述べられました。


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     コメントする本学機械工学系 佐野 滋則 准教授

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平成30年度 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました
平成30年度 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」第Ⅰ期ロボットコンテストを行いました
平成30年度 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座(第Ⅱ期)」を実施しました

豊橋市「学生がつくる企業PRデザインコンテスト」授賞式を行いました

1月9日に豊橋市の「学生がつくる企業PRデザインコンテスト」の授賞式が本学にて行われました。
この「学生がつくる企業PRデザインコンテスト」は豊橋市が地元企業と学生をつなぐ取組みとして、
学生に地元企業の魅力を伝えるデザインの作成を募集したものです。


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今回この企画の参加企業15社のうち8社を対象として、23名36点の応募があり、その中から、本学建築・都市システム学専攻/博士前期課程1年の中川直樹さんと研究生の日野慧さんの作品が優秀賞に選ばれました。惜しくも最優秀賞は逃しましたが、審査員からはとてもクオリティが高い作品だとの評価をいただけたとのことです。授賞式では、豊橋市の担当者の方からは賞状と賞金、株式会社平松食品の平松様からは副賞が授与されました。


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