2019年10月アーカイブ

第34回子どものための科学展でブース出展をしました(Jr.サイエンス講座)

 10月19日(土)~20日(日)に,豊橋市視聴覚教育センターにおいて、「第34回子どものための科学展」 (豊橋市教育委員会主催)が開催され,本学は「Jr.サイエンス講座」として出展しました。

Jr.サイエンス講座は小・中学生を対象に,科学技術に対する興味・関心を高め,理解を深めることを目的として平成15年度より実施しており,今年度は「ロボット操作体験」,「レゴブロックで作った車を走らせよう」の2ブースを出展しました。


「ロボット操作体験」(ロボコン同好会,機械工学系 佐野 滋則 准教授)


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ロボットの操作体験のコーナーでは,本学ロボコン同好会の学生が製作したミニロボットを用いたロボットの操縦体験を行いました。


「レゴブロックで作った車を走らせよう」(機械工学系 佐野 滋則 准教授)

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このコーナーではLEGOブロックで車を作ってもらい,その車をラジコンのように実際に操作して走らせました。

二日間の開催で,本学ブースにも計600人以上の多くのお子さんや保護者の方にお越しいただきました。
子ども達は,実際に目で見て手に触れることにより,科学の不思議や技術を楽しみながら学ぶことができたことと思います。

◆関連記事  「子どものための科学展にブースを出展します(Jr.サイエンス講座)」

 10月10日から11日に掛けて、本学教育研究基盤センター主催 2019年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」『初級機械加工』を実施し、企業の技術者等が受講しました。

 講師は本学機械工学系 小林 正和准教授及び教育研究基盤センター工作支援部門の技術専門職員が担当し、これから機械加工を学ぶ初心者や初級技術者,普段,設計業務をしているが実際に機械加工はしたことない技術者,どのような機械で加工されているかを知りたい技術者向けに普通旋盤・フライス盤・ボール盤を使用して初級機械加工の体験実習を行いました。

 各受講者は熱心に学び、受講者全員に修了証書が授与されました。

※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施しました。

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講座の様子

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P1040167.JPG実技の様子

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受講者および講師の皆さん

愛知県大学対抗ハッカソンで優秀賞と企業賞を受賞しました

 愛知県大学対抗ハッカソン「Hack Aichi」が、9月7日(土)、14日(土)、15日(日)に、デンソー名古屋オフィス(名古屋市中村区)で開催され、情報・知能工学系3年次学生4名が参加しました。 
 愛知県が主催するこのイベントは、アイデアを創出する「アイデアソン」と、そのアイデアを活用したサービスや製品等の開発を競う「ハッカソン」からなり、IT人材の育成に取り組むことを目的としています。

 当日は、「『モノづくり×AI・IoT』で愛知県の社会課題を解決しよう!~現場の人材不足を解決する新しいサービスを創り出せ~」をテーマに、12大学49名の学生が、それぞれアイデアを発表しました。
 参加した並川遼太郎さん、中西優斗さん、川口和久さん、澤本和光さんは、2~4歳児の幼児のトイレトレーニングの助けとなる「トイレのタイミングを保育士に通知するシステム」を提案しました。幼児一人ひとりのトイレのタイミングについて加速度センサー等を用いたシステムから保育士に通知することで、保育士が全ての幼児の状況を容易に知ることができ、保育士の負担を減らすというものです。

 結果は見事、優秀賞そして企業賞(CKD株式会社)も受賞しました。惜しくも最優秀賞は逃しましたが、ハッカソンの経験もなく限られた時間の中での準備を経て、工学部ならではの視点を活かしたアイデアで堂々とかつユーモアを交えて発表することができ、高く評価されました。 

 10月7日には、大西学長に受賞結果を報告しました。来年も実施されるとのことですが、学生の皆さんには今後もこのようなイベントに積極的に参加し、学外の様々な人と交流していただきたいと思います。

(掲載写真1~4は「Hack Aichi」事務局(JellyWare(株))撮影)

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愛知県立三好高等学校で本学の教員2名が講義を行いました

10月1日(水)に,愛知県立三好高等学校での総合的な研究の時間において「秋の体験学習 分科会 」が開催され,本学建築・都市システム学系の中澤祥二教授と,情報・知能工学系の秋葉友良准教授が1年生を対象に出前講義を行いました。

講義の中で秋葉准教授は,機械翻訳の仕組みについて具体例を挙げながら確率的言語モデルを用いていることを説明しました 。また,さいころの事例を挙げ,生徒に条件付き確率ついてわかりやすく解説しました。

中澤教授は,建築学の観点から耐震・制振・免震についての講義をしました。3つの耐震構造の違いとその利点欠点について説明をし、いくつかの構造について揺れによってどのような歪みが生まれて崩れていくかを実際に見せてわかりやすく説明しました。

講義に参加した生徒の皆さんからは,
「わかりやすい説明で工学部の各分野について、よく理解できた」
「理系の建築に進みたい気持ちがより強くなりました」
「面白い講義で聞いていて楽しかった」
などの感想をいただきました。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

【10月2日~10月4日】次世代シークエンサー解析講習会を開催しました

10月2日~10月4日に応用化学・生命工学系、エレクトロニクス先端融合研究所の主催で、 次世代シークエンサー解析講習会を開催しました。大学や公的機関・企業の研究開発者など17名が受講されました。

本講習会では、最新の解析ツールの活用をご紹介いたしました。受講者が各自持ち込まれたDNA試料をMiSeqシークエンサーを用いてPCR産物の250bpのペアアンドシークエンスを行い、QIMEおよびPhyloseqパッケージを用いてデータ解析を行いました。

終了後、受講者の方からは「研究の進展に大いに活かすことができます」、「研究の質の向上に活かしたい」、「今回のような講座はとても有益なので続けてほしい」などの感想をいただきました。

 

 

「令和元年度 TUT Jr.技術科学教育プロジェクト」を実施しました

 9月27日(金)、愛知県立時習館高等学校の2年生(理系クラス)203名を受け入れて、「令和元年度TUT Jr.技術科学教育プロジェクト(時習館高校SSH「SS探究Ⅰ技科大実習」)」の実験・実習講座を開催しました。

 この実験・実習講座は、未来を担う科学技術系人材を育てることを目的として文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に時習館高校が指定され、平成20年度から本学と連携して実施されているものです。

 本学教員が講師を担当する20の講座に分かれて,受講生たちは実験・実習を体験しました。



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講座
「ジュエリーや機械をつくる鋳造の体験」

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講座 
「装着型センサを用いた人の行動計測と認識」



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講座 
「pHを深堀しよう」



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講座
「データの可視化を用いた特徴の分析」



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講座
「人工細胞膜を作る・見る」



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講座
「デジタルデザインツールを使った椅子のデザイン」


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講座
「実感する力学」

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講座
「学びたいと思わせるe-Learning 教材の開発」


なお、時習館高校にて12月には中間発表会,来年2月には成果発表会の開催が計画されており,受講生によるプレゼンテーションが行われる予定です。 

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