10月1日(水)に,愛知県立三好高等学校での総合的な研究の時間において「秋の体験学習 分科会 」が開催され,本学建築・都市システム学系の中澤祥二教授と,情報・知能工学系の秋葉友良准教授が1年生を対象に出前講義を行いました。
講義の中で秋葉准教授は,機械翻訳の仕組みについて具体例を挙げながら確率的言語モデルを用いていることを説明しました 。また,さいころの事例を挙げ,生徒に条件付き確率ついてわかりやすく解説しました。
中澤教授は,建築学の観点から耐震・制振・免震についての講義をしました。3つの耐震構造の違いとその利点欠点について説明をし、いくつかの構造について揺れによってどのような歪みが生まれて崩れていくかを実際に見せてわかりやすく説明しました。
講義に参加した生徒の皆さんからは,
「わかりやすい説明で工学部の各分野について、よく理解できた」
「理系の建築に進みたい気持ちがより強くなりました」
「面白い講義で聞いていて楽しかった」
などの感想をいただきました。
このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。