10月28日(水)に、本学機械工学系の佐藤海二教授が、愛知県立豊丘高等学校にて模擬授業を行いました。
これは、豊丘高校が1・2年生を対象に行った授業の一環で、様々な大学から招かれた講師による複数の講義の中から、自分の興味関心に合わせた講座を体験する機会を設け、自らの進路選択に活かすため実施しているものです。
佐藤教授は、「高速で動く精密メカトロニクス」をテーマとして講義を行い、高速に動く機械の現状について、動画等も交えながら紹介をしました。
講義を聴講した生徒からは,「機械の速度や精密さを高めるためには、技術力や発想力が必要だとわかりました。難しさがよくわかったので、考える力を身につけていきたい」、「今回の授業で自分が進学後に何を学ぶのかの一端に触れることができ、将来のイメージが膨らみました」などの感想をいただきました。
今回の講義を聴いた生徒の皆さんにとって、日頃の学習への取組や今後の進路に向けての良い刺激になったことと思います。
2020年11月アーカイブ
10月29日(木)に、本学応用化学・生命工学系の伊津野真一教授が、愛知県立豊橋東高等学校にて模擬授業を行いました。
これは、豊橋東高校が2年生を対象に行った授業の一環で、様々な大学から招かれた講師による講義を体験することでモチベーションを高揚させ、進路目標の明確化を図ることを目的としたものです。
伊津野教授は、「分子に表と裏、右利き、左利きはあるのか --分子のキラリティーと働き--」をテーマとして、様々な構造を持つ分子の特徴を考える講義を行いました。
講義を聴講した生徒からは、「身の回りに多くのキラリティがあることに驚きました。キラリティが少しでもずれると全てが狂ってしまうということを知って精密であることの重要性がよくわかりました」、「大学での勉強は難しそうだけれど、ひとつの事に特化して研究することはすごいと感じました」などの感想をいただきました。
このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。