2017年10月アーカイブ

 10月30日(月)に、総合教育院 伊藤 公毅 准教授が小坂井高校にて講演しました。小坂井高校では、理系3年生を対象に「総合的な学習の時間」に、「情報活用」ということで、数学の既習事項から探求的な調べ学習を個々で行い、発表します。そして各クラスの優秀者に選ばれた学生が理系3クラス合同発表会にて発表します。今回、この発表会にて発表を聞き、「 深く学ぶ ということは」 「数学 を学ぶということは」について講演を行いました。

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 聴講した学生からは、

・追究し、物事を考えていく必要があることが分かりました。
・「深く学ぶ」ということは、「今までよく分からなかった事や現在では出来ないことを
 定義したりする事で新しい事を発見する」ことであると思いました。 ・様々な視点をもつことが大切だと思いました。 ・入試に向けて日々問題を解いているが、形式的なことばかりでなく、
 自由な発想や素朴な疑問を大切にしていく必要があることが分かった。

と感想があり、高校での学習の意味を再確認に繋がりました。

 このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

第32回 子どものための科学展において「Jr.サイエンス講座」を開催しました

10月21日(土)に,豊橋市視聴覚センターにおいて、「第32回子どものための科学展」(豊橋市教育委員会主催)が開催され,豊橋技術科学大学は「Jr.サイエンス講座」としてブースを出展しました。(台風21号接近中のため,22日(日)の開催は中止となりました)


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Jr.サイエンス講座は小・中学生を対象に,科学技術に対する興味・関心を高め,理解を深めることを目的として平成15年度より実施しており,今年度は「光の実験」,「ロボットの操作体験」の2ブースを出展しました。


「光の実験」(機械工学系 佐野 滋則 准教授)

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「光の実験」のコーナーでは,300年前のニュートンの実験を再現したり,"色が変わるステンドグラス"を作ったりして,光に秘められた不思議な性質を体験しました。


「ロボットの操作体験」(機械工学系 内山 直樹 教授,ロボコン同好会)

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「ロボットの操作体験」コーナーでは,NHK大学ロボコンに出場している豊橋技術科学大学ロボコン同好会の部員が作成したミニロボットの操縦体験を行いました。


当日は雨の中多くのお子さんや保護者の方にお越しいただき,子ども達は実際に目で見て,手に触れることにより,科学の不思議や技術を楽しみながら学ぶことが出来ました。

大府東高校にて環境・生命工学系 沼野利佳准教授が講演しました。

10月18日(水)に、環境・生命工学系 沼野 利佳 准教授が大府東高校にて講演しました。

大府東高校では2年生を対象に、学問に対して興味を持ってもらうこと、より具体的な進路目標を持ってもらうことを目的に、様々な大学から教員を招き「出前授業」を行っています。

今回の「出前授業」では、沼野先生は「体内時計のメカニズム」をテーマに講演を行いました。

聴講した学生からは

「時差ボケが発生する理由が理解できた。」
「ヒトを含め、生物の体内時計メカニズムは複雑で大変興味深いものでした。」

と感想があり、学習意欲の向上に繋がったと思います。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

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 豊橋技術科学大学では、9月28日(木)~29日(金)の2日間、愛知県立時習館高等学校の2年生(理系クラス)197名を受け入れて、「平成29年度TUT Jr.技術科学教育プロジェクト(時習館高校SSH「SS技術科学」)」の実験・実習講座を開催しました。

 この実験・実習講座は、未来を担う科学技術系人材を育てることを目的として文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に愛知県立時習館高校が指定され、平成20年度から本学と連携して実施されているものです。


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 開講式の後、「人口減少社会と技術者~これからの時代に求められるもの~」と題して、大貝彰 理事・副学長による講義が行われました。

 理事・副学長講義終了後は、大学教員が講師を担当する21の講座に分かれて,生徒らは実験・実習を2日間体験しました。


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講座

 「ジュエリーや機械をつくる鋳造の体験」

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講座  「作って学ぶ発電やモータ,

スピーカーの仕組み」

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講座 「光のコヒーレンシーって何?

    -光量子の世界を覗いてみよう-」

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講座 

「触媒活性を持つRNA(リボザイム)を作る」

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講座

「ITを使って街の生活を豊かにしよう」

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講座

「河川の水質を調べてみよう」

 なお、11月14日(火)に時習館高校において、本実験・実習講座の成果発表会の開催が計画されており、この2日間の成果についてプレゼンテーションが行われる予定です。

 10月5日に、本学教育研究基盤センター主催 平成29年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」『初級機械加工』を実施し、企業の技術者等が受講しました。

 講師は本学機械工学系 小林 正和准教授及び教育研究基盤センター工作支援部門の技術専門職員が担当し、これから機械加工を学ぶ初心者や初級技術者,普段,設計業務をしているが実際に機械加工はしたことない技術者,どのような機械で加工されているかを知りたい技術者向けに普通旋盤・フライス盤・ボール盤を使用して初級機械加工の体験実習を行いました。

 各受講者は熱心に学び、受講者全員に修了証書が授与されました。

※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施しました。

講義の様子

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技術専門職員指導のもと、実践。

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受講生のみなさん

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