2022年10月アーカイブ

10月13日から14日の2日間,本学教育研究基盤センター主催2022年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」『初級機械加工』を,新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで実施しました。北海道,関西を含む遠方から企業の技術者の方々が受講されました。

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 講師は本学機械工学系小林正和教授および教育研究基盤センター工作支援部門の技術職員が担当し,工作機械の基本操作習得を目的に旋盤・フライス盤・コンターマシン・ボール盤・レーザ加工機を使用し,参加者それぞれに黄銅製ハンマーを製作していただきました。

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 各受講者は機械工作の基礎的事項に加え,設計図で気を付けなければならない点や,加工時の傷害事故を防ぐ注意点などを熱心に学んでいました。講座終了後,受講者全員に修了証書が授与されました。

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※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施されました。加えて,文部科学省先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)の一環となっています。

 本学社会連携推進センターは、9月29日(木)30日(金)の両日に渡り、第3期先端融合ロボティクス共同研究講座 ロボット専門技術者研修プログラムを実施しました。同プログラムは,企業向けのオーダーメイド型の研修で豊橋技術科学大学のリカレント教育における新規事業として構築されたものです。
 第3期第4回目となる今回のプログラムは、エレクトロニクス先端融合研究所 野田俊彦 准教授を講師として、「センサとIoT(MEMSセンサ概要と見学実習)」のテーマで実施いたしました。CMOS/MEMS技術に基づくセンサについて、29日午後の講義に続き、30日午後はセンサを作製するクリーンルーム内の装置群を見学し、本学で開発中のセンサを用いて体験実習を行うなど幅広い内容の人材育成研修となりました。

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 教室講義をする野田准教授            教室講義の様子

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            クリーンルームの見学実習

9月29日、愛知県立一宮興道高等学校にて、髙島和則教授が「応用化学・生命工学系の研究と教育」をテーマに1年生の約70名を対象に模擬授業を行いました。
この授業は、興味・関心のある学部・学科の講義を受講することにより、進路選択の参考とする目的で行われたものです。

講義を受けた生徒からは、「学部名だけ聞いても、実際に何をするのかわからない部分があったが、内容がしっかりと知れたのでよかった。」「勉強面以外でも、大学生として必要なことや学ぶべきことがわかり、大学生としての生活がイメージできた。社会で活躍できる人間になりたいと思った。」などの感想がありました。

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時習館高等学校において技科大講演会が行われました

10月5日(水)本学機械工学系の中村祐二教授が愛知県立時習館高等学校の2年生(理系クラス)を対象に講演を行いました。

この講演は、未来を担う科学技術系人材を育てることを目的として文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業において、生徒達が自らテーマを選定し研究を行う活動のための事前準備として、研究課題の設定や実験方法、情報収集の仕方について学びを深めるために実施されました。

中村教授は講演において、動画サイトに掲載されている実験やAmerican Jokeの例を交えながら、研究は多方面の視点から事象を捉えることが大切で、仮説に対する結論を得るためには失敗を恐れず実証実験を繰り返し行うことが大切であること、また、「研究ネタを探す際のコツ」として実際にスマホを使ってキーワード検索を行い、情報化社会においては、信頼性のある情報を自分で判断し選択する「リテラシー」力がとても重要であると説明しました。

受講した生徒からは、研究の取り組み方について教えていただいたことを今後に活かしていきたいと感想がありました。

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9月22日(木)に情報・知能工学系の岡田美智男教授が愛知教育大学附属高等学校の工学・情報分野に興味を持つ1・2年生を対象に「〈弱いロボット〉って、どんなロボットなの?」をテーマに授業を行いました。

興味深く真剣に講義を聞く様子が生徒たちから見られ、「自分の興味のある内容の講義を選ぶことができて楽しんで講義を受けることができた。」「実際の大学生が受ける授業を体感でき、進む学科などを決める貴重な機会になったと思う。とても奥が深いものだということを感じた。」などの感想が生徒から寄せられました。

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