2022年2月アーカイブ

 2022年2月18日に、本学教育研究基盤センター主催2021年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」『組織・構造解析技術講座「ナノテクノロジーのための組織・構造解析」』を実施し、大学の技術者等が受講しました。

 講師にブルカージャパン株式会社木村氏を迎え、先端分析機器の固体核磁気共鳴分析装置 (固体NMR)を使った有機高分子化合物、炭素系化合物、セラミクス等先端材料の組成・構造解析技術について、講義・実習を行いました。

 受講者は固体核磁気共鳴分析装置の基礎、実践的解析及び装置の操作法について熱心に学び、受講者全員に修了証書が授与されました。
※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施しました。加えて,文部科学省先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)の一環となっています。

P1040929.JPGP1040924.JPGP1040927.JPG講義の様子

P1040938.JPG講師と受講生の皆さん

 2月17日から18日の2日間,本学教育研究基盤センター主催2021年度豊橋技術科学大学技術公開講座「技術者養成研修」『初級機械加工』を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策を取りながら,企業の技術者の方々が受講しました。
 講師は本学機械工学系小林正和教授および教育研究基盤センター工作支援部門の技術専門職員が担当し,初級機械加工の体験実習として,旋盤・フライス盤・レーザ加工機を使用して,参加者それぞれに黄銅製ハンマーを制作していただきました。
 各受講者は機械工作の基礎的事項に加え,設計図から制作で気を付けなければならない点や加工時に事故を起こさないようにする注意点などを熱心に学んでいました。講座終了後,受講者全員に修了証書が授与されました。
※本研修は本学社会連携推進センター「社会人向け実践教育プログラム」の一つとして実施しました。加えて,文部科学省先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)の一環となっています。

DSC_1806.JPGDSC_1786.JPGDSC_1835.JPG実技の様子

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受講生と講師の皆さん

豊橋市スマートシティフォーラムに本学教員が参加しました

2月2日、豊橋市スマートシティフォーラム「スマートシティでつくる、私たちの未来」がオンラインで開催され、第2部のパネルディスカッション「豊橋の地域課題の解決に向けた取り組み~スマートシティで変わる地域の未来~」に、本学の機械工学系 高山弘太郎教授と情報・知能工学系 大村廉准教授が参加しました。

同フォーラムは、産官学が連携してスマートシティの取り組みを進めていくために、スマートシティの概念などを知っていただくとともに、豊橋市及び東三河地域でスマートシティを推進する機運を醸成するため、東三河懇話会、公益社団法人東三河地域研究センターと共同で開催されたものです。

パネルディスカッションでは、自己の研究や取り組みにおいて、大村准教授からは豊橋市の奇祭、鬼祭りで実証実験を行っているオリジナルアプリ「おにどこ」や、地元企業と開発を進めているボルトの 締結力遠隔モニタリングシステム「TenSense」について、高山教授からは施設園芸における「スマート農業」について紹介しました。ファシリテーターの大村准教授は、豊橋市が魅力ある、選ばれる街となるよう、産官学が連携し地域の特性を活かした新しい街作りを進めることが重要だと総括しました。

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大村 廉 准教授 高山弘太郎 教授
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127日(木)に本学情報・知能工学系の大村廉准教授が、愛知県立豊橋商業高等学校の「データとデジタル技術を活用した新システムの構築」授業の成果発表会に出席しました。

この授業は、あいちSTEM教育力強化事業の一環として、情報処理科3年生の生徒が取り組んできたもので、今年度は生徒たちが学校生活で利用できる「落とし物検索アプリ」の作成を行いました。大村准教授は生徒の発表について、大学での授業を例にとりながら「実際にチームで一つのソフトウェアを開発することは大学でもなかなかできない経験であり、様々な困難もあったと思うが、非常に良い経験になったと思う。その経験を大事にして欲しい。」とコメントしました。

豊橋商業高等学校ではこの授業を通じて、デジタル技術が急速浸透し生活スタイルやビジネスモデルが変化している状況に柔軟に対応し、ニーズに合ったシステムの開発に積極的に携われる人材の育成を目指しているそうです。卒業後の生徒さんたちの活躍が楽しみです。

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愛知県立時習館高等学校において本学学生による実験指導会が行われました

2月1日~3日の3日間、愛知県立時習館高等学校の2年生を対象に、本学の学生による実験指導会が、オンラインにて行われました。
この実験指導会は、未来を担う科学技術系人材を育てることを目的として、文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の一環として実施されているもので、第1日目の指導会は11月に実施され、今年度2回目の開催となります。

指導会は、事前に時習館高校の生徒が行った、物理・数学・化学・生物に関する実験・研究内容の発表を行い、本学学生が、実験の内容や進め方、結果のまとめ方について、指導・アドバイスしました。

生徒は自ら設定した研究テーマの目的、実験方法とその内容、結果や考察について発表しました。学生は生徒とやりとりをしながら、内容について具体的にアドバイスしていました。

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【物理の実験発表】 【生物の実験発表】



 
          

1月30日(日)に本学 電気・電子情報工学系の稲田亮史准教授が、愛知県立岡崎北高等学校で模擬授業を行いました。

授業はコスモサイエンスコース2年生の生徒を対象に行われ、稲田准教授からは「エネルギー問題の現状と今後の展望」をテーマに、エネルギーの形態と特徴、世界と日本のエネルギー利用状況と課題、再生可能エネルギーの課題と普及に向けた展望について講義し、今後重要な役割を担うとされている二次電池や燃料電池について、大学での研究内容を含めて紹介しました。

受講した生徒からは「リチウムイオン電池が、まだまだ進化していくことを、最前線の研究者の方から直に聞けて良かった」「地理や化学など別々の科目で学習した内容が、互いに深く関係していることがよく分かった」「地理や化学の授業で学習したばかりの内容がたくさん出てきて、授業に対する意欲が一層増した」との感想があり、担当教諭からも「模擬授業を受講し、生徒たちも本当に多くのことを学び、成長してくれました」と感想がありました。

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