愛知県大学対抗ハッカソン「Hack Aichi」が、9月7日(土)、14日(土)、15日(日)に、デンソー名古屋オフィス(名古屋市中村区)で開催され、情報・知能工学系3年次学生4名が参加しました。
愛知県が主催するこのイベントは、アイデアを創出する「アイデアソン」と、そのアイデアを活用したサービスや製品等の開発を競う「ハッカソン」からなり、IT人材の育成に取り組むことを目的としています。
当日は、「『モノづくり×AI・IoT』で愛知県の社会課題を解決しよう!~現場の人材不足を解決する新しいサービスを創り出せ~」をテーマに、12大学49名の学生が、それぞれアイデアを発表しました。
参加した並川遼太郎さん、中西優斗さん、川口和久さん、澤本和光さんは、2~4歳児の幼児のトイレトレーニングの助けとなる「トイレのタイミングを保育士に通知するシステム」を提案しました。幼児一人ひとりのトイレのタイミングについて加速度センサー等を用いたシステムから保育士に通知することで、保育士が全ての幼児の状況を容易に知ることができ、保育士の負担を減らすというものです。
結果は見事、優秀賞そして企業賞(CKD株式会社)も受賞しました。惜しくも最優秀賞は逃しましたが、ハッカソンの経験もなく限られた時間の中での準備を経て、工学部ならではの視点を活かしたアイデアで堂々とかつユーモアを交えて発表することができ、高く評価されました。
10月7日には、大西学長に受賞結果を報告しました。来年も実施されるとのことですが、学生の皆さんには今後もこのようなイベントに積極的に参加し、学外の様々な人と交流していただきたいと思います。