愛知県立豊丘高校の生徒が本学で実験実習を行いました。

 8月1日(水),2日(木)に、愛知県立豊丘高校の生徒が本学を訪れ、環境・生命工学系 浴 俊彦教授の指導の下、DNAの塩基配列(DNAバーコード)解析に関 する講義を受け、貝の分類実験を行いました。 このような実験を通じた高大連携活動は、豊丘高校と浴教授との間で2015年度より継続しているものです。

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今年度は、2日間、DNAバーコード法の原理、次世代シークエンサーを用いた大規模塩基配列解析についての講義を受け、PCR、アガロースゲル電気泳動法、DNA精製法と塩基配列決定法に関する基礎知識を学んだ後、6種類の貝試料からゲノムDNAとミトコンドリアDNAを PCRで増幅、塩基配列解析を行い、塩基配列の違いに基づいて貝の分類ができるか実験を行いました。

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参加した学生からは以下のような感想がありました。

・高校生ではできない貴重な経験をすることができ、とてもうれしく思います。

・普段経験できない大学の空気と器具を体験でき、貴重なことを覚えることができました。 学ぶ姿勢や大学の学問についても分かり、これからも学んだことを忘れずにいきたいです。

・学校ではできないような実験をさせてもらったり、器具を使わせてもらったり、とても貴重な体験ができました。内容は難しいものが多かったけど、一歩先の知識を得ることができでよかったです。

・学校にはないような実験器具で実験をすることができてとてもいい経験になった。今回の実験でうまくいかないことがあったので、それらの改善点を考え、次に生かしていきたいです。

・普段高校ですることのできない、大変貴重で高度な実験をすることができました。今回の実験ではうまく結果が出なかったものもありましたが、その点については今後十分に考察していきたいと思います。このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。

参加した学生にとって有意義なイベントとなったようです。

このような高大連携事業を通じて,高校生の理系への関心がより高まればと思います。

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この記事について

このページは、社会連携推進センター 管理者が2018年8月 2日 11:50に書いた記事です。

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