豊橋市立芦原小学校で、出前授業をしました

3月23日に、豊橋市立芦原小学校の5年生75名を対象に、岡田美智男教授(人間・ロボット共生リサーチセンター長/情報・知能工学系)が、「〈弱いロボット〉だからできること」と題して出前授業を行いました。

今年度から小学校5年生の国語の教科書(東京書籍)に、岡田研究室の研究テーマである〈弱いロボット〉たちの話が掲載されており、岡田教授は、これまでに田原市立野田小学校、豊橋市立野依小学校を訪問し、〈弱いロボット〉について紹介しています。

出前授業では、人も、便利な道具や機械も完全ではなく、それぞれに「強み」「弱み」があること、〈弱いロボット〉では〈人〉と〈ロボット〉のお互いの「弱み」を補いながら、「強み」を引き出していく関係を築いていることについて、分かりやすく説明しました。

岡田研究室には、つい手助けしたくなるような、動きがもどかしいロボットや、たどたどしいおしゃべりや受け答えをする、見た目にも可愛らしいロボット達がいます。岡田教授は、私たちの社会、身の回りにはいろんな「弱み」「強み」があって、友だちや時には〈弱いロボット〉に、自分の弱みをさらけだしてみたら、お互いうまく支え合い、良い方向へ行くようになることもあるのではないか、と子どもたちへメッセージを送りました。

質問タイムでは、子どもたちから「弱いロボットを作ろうとしたきっかけ」や「今研究しているロボット」について質問があり、岡田教授は授業を振り返りながら説明し、現在開発中の新しいロボットも紹介しました。また、「支え合っているものは周りにもたくさんあると思うので探してみたくなった」と児童からの感想もありました。

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このページは、社会連携推進センター 管理者が2021年3月25日 13:03に書いた記事です。

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