豊橋技術科学大学では、2月2日(土)、豊橋市教育委員会と連携して平成24年度豊橋市民大学トラム 豊橋技術科学大学連携講座「日本の未来を支えるエネルギー問題解決への最前線」の第2回目を開催しました。今回は、電気・電子情報工学系 大平孝教授から「未来の電気自動車」と題して講義が行われました。
電気自動車は地球にやさしい移動手段として普及が期待されています。しかし、航続距離や充電時間などの課題があり本格普及に至っていません。そこで、大平教授が提唱する、電気自動車の行動範囲を飛躍的に拡大する新しい概念「電化道路電気自動車(EVER)」について、本講座で解説が行われました。また、実用化に必要となる走行中給電技術V-WPTを紹介し、会場にてデモンストレーションも行われました。
今回の講座には42名の方にご参加いただき、多くの方に間近でデモンストレーションを見学いただきました。また、コイル方式との技術的な違いや、路面が濡れている場合の給電効率について等々、たいへん多くの質問が寄せられ、「電化道路電気自動車」に対する反響の大きさが感じられました。
講義の様子
デモの様子
なお、次回は2月9日(土)に第3回目「環境に優しい半導体製造技術」を開催します。引き続き受講申込を受付中ですので、お気軽にご参加ください。
※次回以降の講座の詳細は、こちらをご参照ください。
(ご希望の1回のみの申込みも可能です。)