時習館高校の2年生が実験・実習講座を受講しました。
(平成25年度TUT Jr.技術科学教育プロジェクト)

 豊橋技術科学大学では、9月5日(木)~6日(金)の2日間、愛知県立時習館高等学校の2年生315名を受け入れて、「平成25年度TUT Jr.技術科学教育プロジェクト(時習館高校SSH「SS技術科学」)」の実験・実習講座を開催しました。

 この実験・実習講座は、未来を担う科学技術系人材を育てることを目的として文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に愛知県立時習館高校が指定され、平成20年度から本学と連携して実施されているものです。

 初日の開講式の後、「日本の未来を担う皆さんへ ~これからの時代に求められるもの~」と題して、榊学長による講義が行われ、「これからの日本には“イノベーション”と、それを進める人材が求められる」ことや、「技術・科学で社会を動かすイノベーションには、“0から1を創り出すタイプ”と“1を1000に伸ばすタイプ”の2つのタイプのパイオニアが必要である」等の話がありました。

 学長講義終了後は、「LSIとセンサの設計製作入門から最先端まで」、「蛍光顕微鏡で視る細胞のDNAと呼吸活性」など、大学教員が講師を担当する32の講座に分かれて実験・実習が始まり、生徒らは大学でのハイレベルな講義や、高校には無いような機器を用いた実験・実習を体験しました。

 なお、11月19日(火)に時習館高校において、本実験・実習講座の成果発表会の開催が計画されており、この2日間の成果についてプレゼンテーションが行われる予定です。

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榊学長の講義の様子

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レーザー顕微鏡の使用方法の説明を受ける

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回診支援ロボでの液体の制振搬送のデモを見学

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3D CADで階段を描く受講生

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この記事について

このページは、社会連携推進センター 管理者が2013年9月10日 13:22に書いた記事です。

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