豊橋技術科学大学では、2月15日(土)、平成25年度豊橋市民大学トラム 豊橋技術科学大学連携講座「安全安心な家づくり・まちづくり」の第3回目を開催しました。今回は、建築・都市システム学系 三浦均也教授から「地震による地盤の安全安心-地盤の液状化現象-」と題して講義が行われました。
地震時には,地盤の液状化現象によって広範囲に渡って,種々の構造物に被害が発生し,ライフラインや市民生活,経済活動に影響が生じます。今回の講義では,地盤の液状化現象のメカニズムの解明,被害の分析,調査法の確立,防止対策の開発を,順を追って丁寧に解説していただきました。
講座には,42名の方に参加いただき,質疑応答の際には参加者から,「液状化の恐れがある地域は建築規制をかけるべきではないか」,「液状化対策のための工法や技術は,いつ頃から用いられているのか?又,年々,向上しているか?」という踏み込んだ内容の質問・意見が寄せられ,講師と受講者との白熱した意見交換が行われました。
【三浦均也教授の講義模様】
【会場の様子】
さて、次回は2月22日(土)に第4回目「住環境の安全安心」を開催します。引き続き受講申込を受付中ですので、お気軽にご参加ください。